朝日岳(あさひたけ)は、大井川上流の寸又狭(すまたきょう)温泉郷を中心にした3山 前黒法師岳(1,943m)、沢口山(1,425m)、朝日岳(1,827)の一つです。 標高差(猿並橋から山頂まで約1,350m?)があり、ロケーションも良くなく、休まる所も無く、他の人が言っているように修行の山です。危険はありませんが、健脚向きです。
友達にさそわれて、若いころに登ったことのある、寸又狭温泉からの朝日岳(あさひたけ)に挑戦しました。ようすはうろ覚えですが(キツイことは)分かっていました。ともだちから誘われ、キの弱い私は、受けてしまいました。これが結果的にはサンザンなことになるとは・・・・
某年10月21日
浜松市から車で約1時間半、寸又狭温泉のウラの駐車場に車を止めました。ここは露天風呂(美女づくりの湯)に近いところという利点があり、帰りにはつかれた体を温泉でイヤしたいと思います。
7:10
寸又峡温泉の郵便局裏の駐車場から猿並橋に向かい下っていきます。駐車場の近くで猿並橋の付近はヤマビルがでるよと聞いていたので、内心びくびくしていました。
7:30
猿並橋の吊り橋です。ここは朝の日ざしに照らされて景色も素晴らしく、気持ちよかったです。高さもありチョット揺れますから、怖かったです! 橋に熊出没注意の標識がありました。そっちも怖い!
7:47 案内板と登山ポストがありました。
ここが登山口のようです。
やせ尾根が続きます
急登、急登 また急登
10:30
合地ボツ1,232m
11:05 展望所 何が見える? 遅れている・・・
見晴らしはここくらいしか?
12:50 栗山の頭 大幅遅れ バテバテです。
13:20
ようやく山頂です。わかってはいましたが、展望はありません。
山の日暮れは早い!
大幅遅れで、バテバテの身体に鞭を打ちそそくさと下山しましたが、やはり途中で日没となり、ヘッドライトの電池も足りないのか薄暗いランプの灯りを頼りに山を下りました。もう遭難寸前・・・真っ暗な中、滑って転んだりけもの(いのしし、熊)に出会わないで良かった!
朝日岳自体は危険なところは無いのですが、ほぼ全山急登です。日頃登山をしているとか、体力トレーニングに行くのあれば良いのですが、私のように、日頃体を使わず、たまにハイキング程度の山歩きを楽しんでいるものには無理があります。
山をあまくみてはいけません。体力に見合った時間と余裕をみて楽しい登山にしましょう。ツラい登山でした。
寸又峡温泉は、美女づくりの湯から、旅館などでも日帰り入浴ができるところがあります。また、ウォーキングコースとしても、夢の吊り橋などめぐるコースがあり、紅葉シーズンは大勢の観光客でにぎわいます。
アクセス
・ JR東海道線 金山駅から大井川鉄道(蒸気機関車もあります)約70分 千頭駅で寸又峡温泉行のバスに乗り換え約40分
・ 車 浜松方面からは新東名で島田金谷ICから寸又峡温泉 約70分 コンビニによるなら高速出口にローソンが有ります。寸又峡温泉までには4軒有りますが、大井川の東岸、西岸で通る道沿いとは限らないので、早目に寄るのが確実かと思います。
沼津方面からは新東名NOPASA静岡のスマートインターで降り、藁科川(わらしなかわ)そいを県道207号線から国道362号線で千頭へ向かいます。 コンビニは街道沿いにはないと思われますので、サービスエリアで買い物は済ませましょう。(ネオパーサ静岡内のコンビニはデイリーヤマザキです)