某年8月25・26日
60歳の還暦の記念にと思い付きで富士登山に挑戦しました。 17歳で一度登りましたので、2度目の挑戦を紹介します。
娘が一緒に登ってくれると言うので、心強い限りです。
16:20 まずは富士宮の浅間大社に富士登山の安全を祈願します
17:50 登山口の富士宮五合目(2,400m)です。
。その時はまだ、8月末頃は自家用車で行くことができました。富士宮口の下界では曇り空で、上はどうなんだろうと心配しながら上がっていきました。ところが、富士宮口5合目駐車場では雲を突き抜けた感じで、素晴らしい雲海と青空で、絶好の機会に恵まれました。
登山口を確認しておきます。その後車の中で、仮眠を取ることにしていましたが、ほとんど眠ることはできませんでした。
20時 登山開始
ここは、2,400m 山頂は3,776m その差1,376m 中々の高さです。
夕方18時前頃駐車場に着き、車の中で仮眠を取り(?)、20時頃から登山開始です。
しかし、車では興奮していたのか全く眠れませんでした。 この睡眠不足が後々の体力に大きく影響してきました。日頃の運動不足と登山の前の体力つくりも、ほぼしてしてきませんでした。
04:55 段々と空が明るくなりつつあります
05:07 9合目にて、ご来光です
山頂でのご来光を仰ぐ予定でしたが、やはりかないませんでした。それでも、雲海を下に見たご来光は感動的でした。
登れど登れど、山頂はまだまだです。空気もかなり薄くなってきているみたいだ・・
頑張れ、ガンバレ!
6:20
9合目を過ぎてもうすぐかとおもっていたところに、9合五尺だと!(3,590m)山荘の名前が『 胸突山荘』 なるほどね!山頂まで標高差 190m弱
山頂は見えるけど、足が前に出ない・・・
九合五尺超えて高度が上がるほど、いよいよ厳しく、息は苦しく何しろ足が前に出ません。足の長さ(靴の長さ26㎝)を一歩前に出すのが、大変です。
7:50 ようやく山頂浅間神社奥宮に到着です
山頂浅間神社奥宮に到着したのは8時少し前、何と10時間近く掛かりました。神社裏近くで休憩しましたが、天気は良く日差しは暖かいと思うのですが、近くの人が教えてくれましたが、気温は∔2度と言っておりました。本当に疲れているため少し寝ようとしたのですが、興奮して気が張っているためか、全く眠れませんでした。娘は横でスヤスヤと・・・
山頂の浅間神社は本当の山頂ではありません。山頂は測候所の脇にある剣が峰が、本当の山頂です。もうひと頑張りしなくてはいけません。
10:20
山頂の二等三角点です。
剣が峰 ここが本当の山頂です
お鉢廻り(火口を一周)を計画していましたが当然断念、富士演習場の大砲の音だろうと思いますが、ドーン・ドーンという音を聞きながら下山しました。山頂で+2度と聞いた温度が下山するにあたってどんどん高くなり、手持ちの水は直なくなり、山荘に着くたび買い求めました。(高かったけど、ありがたかったです)しかし、それでも熱中症気味で(ほぼ熱中症)本当にヘロヘロの下山でした。
反省です。今回は俗にいう弾丸登山でした。 私としては、2度目の富士登山でしたが、日本一の富士山です。山頂は 3,776m 8月の下旬で快晴でしたが気温は2度でした。雨具防寒は当然ですが、突然の雨が降ることも考えられます。決して生易しい山ではありません。少なくとも、山小屋へ泊る1拍2日、出来ればふもと1泊の2泊3日で行くのが良いと思います。それと、事前の体力作り、何しろ睡眠不足がいけません!
五合目へ向かう4つのルート
吉田ルート :富士スバルライン五合目 「富士スバルライン」
須走ルート :須走口五合目 「ふじあざみライン(県道足柄停車場富士公園線)」
御殿場ルート :御殿場口新五合目 (県道富士公園太郎坊線)
富士宮ルート :富士宮口五合目 「富士山スカイライン(県道富士公園太郎坊線)」
御殿場ルート以外はすべて、マイカー規制が有ります。(期間により)
富士登山オフィシャルサイト等を確認の上、安全な登山を楽しんでください。