愛知県北設楽郡設楽町の岩小谷山(以前は799mでしたが、計測しなおし806.9m)を紹介します。
いわこやさん、いわごやさん、いわごややまなど色々な呼ばれ方があるようですが、いわこやさんが一般的なようです。
その昔(約2千万年前に噴火した溶岩で出来た山は、急階段が設けられていたり、岩場のくさり場ありの、低山ではありますが変化に富んだ山です。短時間で登れる山ですが、健脚向きとなっており、体力と相談してコースを選びましょう。
季節によっては、ヤマビルは相当多いようで、塩は忘れずに持参しましょう。
和市の登山者駐車場
和市の登山者駐車場に車を停め、東海自然歩道に入っていきます。
東海自然歩道
整備された東海自然歩道にはしっかりした道標が立っています。岩小谷山まで、1.3Km 55分とあります。
見事に植林された、杉林の中を行きます。
堤石峠
堤石峠の分岐です。少し休憩するには、東屋もあります。
堤石峠の看板には、この峠は田口と奥の黒倉集落を結ぶ唯一の街道で、峠を境に上り下りとも13づつの曲がりがあり、古くから十三曲がりと呼ばれていました。とあります。
堤石峠から、岩小谷山まで、0.6Km 30分です。
木製の急階段です。
向こうの山が岩小谷山です。あと少しですが、最後の急登が待っています。
木製の橋があります。
今度は鉄の急階段を登ります。
そして、最後の急登を登れば山頂です。
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岩小谷山山頂
山頂には絶景が待っていました。
平山明神山が見える。かっこいい山だな!
上↑ 三瀬明神山が見えます。
↑ 平山明神山
東海自然歩道の案内には、鞍掛山方面へは起伏の激しい尾根が続く大変険しい健脚向けのコースです。反対側の田口方面へ向かえば、40分程で県道の近くに出ることができます。途中の堤石峠からは、「十三曲がりとよばれる山腹を縫うように降りる穏やかな山道になります。また、別ルートの登山道を降りれば、約40分でバス停にでます。あり、今回はその別ルートを降ります。
くさり場
これが、くさり場です。足元はツルっとした岩場で、湿っていたら相当危ない感じです。
大きな岩を、巨木の根が包み込んでいます。
この木もよくも岩に張り付いたものです。
歓喜の塔です。なんの歓喜なのなのか?
お地蔵さま
お地蔵さまが見守っていてくれました。
堤石洞門に降りてきました。ここから、駐車場まで歩きます。
岩小谷山は、かって799mとされていましたが、計測しなおして806.9mになっています。
低山ですが、岩場やアップダウンも激しく、コースによっては健脚向きとされています。近隣の山をアレンジして、いろんなコースを選べるのも人気の一つです。
アクセス
・ 車の場合 浜松市・静岡方面からは新東名の浜松いなさICで、豊橋・関西方面からは、新城ICを利用すると良いでしょう。なお、浜松からは国道257号を利用すれば高速を使わなくても10分違いくらいです。
駐車場は和市の登山者駐車場第一と第二があり、トイレもあります。
・ バス電車の場合 関東・関西ともに豊橋駅に出て飯田線で約35分で新城駅そこから、豊鉄バスで40分で設楽町に着きます。
設楽町ガイドマップhttp://www.shitara-trail.jp/catalog/pdf/shitara_guidemap.pdf