編笠山(2,524m八ヶ岳連峰)岩ゴロゴロの山頂からの絶景

 編笠山は八ヶ岳連峰の南端にあり、その名の通り編笠を伏せたような形の裾野を広げた美しい山です。初心者コースから中級者、上級者まで編笠山を絡めて色んな登り方がありますが、今回は観音平からの日帰り初心者コースを実体験からご紹介します。

 編笠山について

 八ヶ岳は諸説ありますが、その昔富士山より大きな山でした。火山活動が活発で、大噴火でちりじりとなり、多くの山と言う意味での八ヶ岳。または八つの山 ・天狗岳 ・横岳 ・硫黄岳 ・赤岳 ・阿弥陀岳 ・編笠山 ・権現岳 ・西岳 を言うという説がありますが、決まっているわけではありません。 編笠山は八ヶ岳連峰の最南端にあり、標高2,524mの山です。裾野の樹木帯から山頂の岩石帯に抜けると眺望が素晴らしく、南アルプス、北アルプスから富士山、近くには権現岳や赤岳、阿弥陀岳そして、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山等々素晴らしい眺望が見えます。また、高山植物も多くの種類が見られます。

 日帰りコース(初心者コース)約6時間

 観音平登山口 ―→(60分)雲海展望台 ―→(50分)押出川分岐 ―→(80分)編笠山山頂 ―→(30分)青年小屋 ―→(60分)押出川分岐 ―→(40分)雲海展望台 ―→(50分)観音平駐車場ゴール

 某年 10月 8日   

 観音平

 06:00 観音平の手前にはもう車が並んでいました。50台ほどの駐車場は満杯で手前に路上駐車となりました。もう30分早く来なければいけなかったと反省です。

登山口

6:10 登山開始です。最初は平たんな道を行きます。

 すぐに奇岩が現れました。誰かの顔のようです。

 雲海の上に顔を出した富士山が見えます。

 最初の休憩所です。

ほたるブクロ(蛍袋)が咲いていました。

また、大きな奇岩があります。ゴリラの顔?

押出川分岐

7:50 押出川分岐です。

 標高も2,100mです。

 富士山は雲海の上に小さく顔を出しています。

 梯 子

9:10 鉄の梯子です。疲れも溜ってきました。

 しばらくすると、森林限界を越して大きな岩がゴロゴロしてきます。

 一気に視界が開けてきます。

編笠山山頂

9:50 網笠山 山頂です。絶景が待っていました。

左からの阿弥陀岳、中岳、赤岳が雲に隠れています。そして、ギボシと権現岳です。

10:30 青年の家に向かいます。

 青い屋根の青年の家が見えてきました。そこから延びる権現岳への登山道も分かります。

 その手前は大きな岩がゴロゴロしています。

 この大きなゴロゴロ石を下るのはスリルがあり大変でした。

 青年小屋

 11:00 山の上の居酒屋、青年小屋です。赤ちょうちんが見えます。

 今度来るときはここで一泊して、一杯やりたいものです。

 11:40 観音平に向かいます。

 押出川分岐

12:35 押出川分岐に戻ってきました。

 所々紅葉も見えました。

観音平

13:50 ゴールです。

 休憩を多く取ったため、合計時間は8時間となりました。

観音平は中央高速道路の小淵沢IC から10分から15です。浜松市からでも中部横断自動車道が全線開通したため約3時間で行けるようになりました。

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