自作のテラスがギシギシ、カタカタ音が出ていたため、床板の交換をしたので紹介します。
作業前の状態です。吐出しの外窓から、床は20数年前の自作の物です。プラスチックのの床材の上にスポンジのマットが引いてありました。
歩くたびに床がカタカタ音が出ていました。それを防止するつもりもありプラスチックの床材の上にはめ込みのマットが引いてあります。しかし、カタカタ音は治りませんでした。
外したりデッキ材です。材質がプラスチックであり、止めてもなかったため、これが音を出していたのです。
カタカタ音の元凶の根太材はアルミ製です。その下に防腐材入りの2X4の角材を充てることにしました。また、真ん中にも1本増やしました。下に砂利をまき、土を入れて外から雨水が入らないように、少し高くなるようにしています。そして、ブロックでたたいています。
この状態は、まだ置いてみただけです。
根太の支えは元はアルミのLアングルだけでしたので、ジャッキ式の鋼製束を配置し、防腐剤入りの2X4でがっちり支えるようにしました。
母屋の床下空気穴の網が錆で大きく開いていたので、ステンレスの網と残っていた網戸の網を加工して、床下防虫網?としました。
何とか役に立ちそうです。
再度組み立てます。
鋼製束の下を叩き込み、水平儀を見ながら高さを調整します。
アルミの根太の上に角材をネジ止めしました。
アルミの根太も角材にねじ止めしております。
これで、カタカタ音は出なくなるでしょう。
床材を置いて確かめました。接合部は本実目透し加工がしてあります。節がある所をなるべく目立たないところに持って行きました。
組み合わせを考えて、カットする所と場所を裏側にメモしておきました。
最後部分は幅を調整します。
一番端の部分はチョット加工が面倒でした。
節の部分はパテを塗り込んでおきました。
一旦バラして塗装しました。
一度塗装して乾燥させ
再塗装しております。色が濃くなっています。
根太に当たる部分にボンドを塗り
吐出し側から貼り付けて行きました。
フロアー釘を軽く打込み
釘締めで、しっかり押し込みました。あまり強くたたくと杉板が割れます。
頭が出ていると次の板がしっかりハマりません。
繋ぎ目の部分も根太にしっかり乗っていなければなりません。
あまり強く板を組み込みすぎないよう調整しながら平衡を見て・・・
最後の部分の複雑なハマりが少し手間取りました。
こちら側も、細い部分に少し力が掛かったら折れそうです。
ガタつきが出そうなので、色々当て木をしています。この辺が素人のやることです。?
見た目一応綺麗に仕上がりました。
吐出し側
母屋側 西
母屋側中 鉋屑は最後の部分を調整した時の物です。
母屋側 東 母屋の部分は止めていないため、浮くといけないのでしばらく石やブロックの重しをのせています。
最後の部分は釘打ちをしていないため、石やブロックでボンドが乾燥するまで押さえておきました。
この工事をやったおかげで、何年も咲かなかった洋ランのシンビジュウムが、初めて見事に咲いてくれました。大変満足しております。